中で行き来できる両館、
挿絵作家や夢二に出会うことができる。
展覧会は濱野彰親展で、
松本清張・山崎豊子作品等々への挿絵が並ぶ。
描写に目立つ始まる寸前。
妄想が働くモノクロの場面に、
本性への苦笑と、男ってどうしようもないなぁと感じた。
/スグル
弥生美術館と竹久夢二美術館です。
訪問は2度目ながら、レポートは初めてします。以前は、お勉強していたのもあり、お邪魔してもレポートしてなかったんですよね。
左の煉瓦の建物が弥生美術館、右の白い建物が竹久夢二美術館です。このように道路に面しています。この道路の向かいは東京大学です。安田講堂の近くに位置します。
美術館の入口です。両館は2階と1階の廊下でつながっています。レポートで少し触れましたが、弥生美術館は挿絵作家専門の館で、高畠華宵をはじめ(常設展示)、蕗谷虹児の作品などを所蔵します。館の外観や中のレトロな感じは作品にリンクした感じです。初めて訪問した時は、正直、老朽化な印象が強かったのですが、新潟の蕗谷虹児記念館へ訪問し弥生美術館の所蔵品の充実度をうかがったことで、当館の立派さを感じました。
濱野彰親「川上宗薫『おんなの教室』」(当画像はネットより拝借)。
ちょっと直接的な画像で恐縮です。本当はレポートで書いた もっと"妄想が働く"作品をご紹介したかったのですが、残念ながら見つけることができませんでした。
作品は全体的に、女性の魔性的魅力が詰まったものです。寸前の描写がヌードより刺激的で、全てを描いていない分 妄想が働きます。展覧会のサブタイトルでもありますが、見た人の暴かれた本性を濱野彰親さんが笑っているようです。理性を試されている感じさえします。すごく面白いです。
なお、当展覧会は2013年3月31日(日)までです。展示品の多くは当館所蔵ではないので、定期的に見ることはできません。
さて、向かいの東京大学に行ってきました。入ってすぐにある工学部13号館です。
東大 安田講堂です。私の歴史認識上、こんなイメージです(笑)。浅はかですみません。
東京大学にて。日本とは思えませんね。
【弥生美術館・竹久夢二美術館】
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 03(3812)0012(弥生)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 03(5689)0462(竹久夢二)
【map】
【弥生美術館・竹久夢二美術館】
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 03(3812)0012(弥生)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 03(5689)0462(竹久夢二)
【map】
【開館時間】
・午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
【休館日】
・月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
・展示替え期間中
・年末年始
【入館料】
一般900円/大・高生800円(2館共通)
・地下鉄千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
・地下鉄南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分
・JR「上野駅」公園口より徒歩25分
0 件のコメント:
コメントを投稿