2012年12月31日

【ArtFM 砂の美術館「イギリス -砂で世界旅行-」 鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)】

鳥取市、砂の美術館へ行った。

今年4月開館、砂像専門の当館、
鳥取砂丘すぐそばに位置する。

当期テーマは「イギリス」で、
英国の人物・建物を砂が魅せる。

大型彫刻の素材が砂と水だけは驚きだが、
巧みな造形、数学的な奥行き、
銅像とは違う非永遠の姿が心に残った。

/アートツアラースグル
(砂像のお猿さん。
最も気になった存在です。
ただ、彼も砂と水。
永遠ではありません。)

(美術館の建屋です。
2012年4月にオープンしました。
wikipediaによると、
「砂の美術館」自体は
2006年末からの取り組みで、
期間限定で仮設テントや野外で
公開されていたそうです。
が、「第5期展示 イギリス」から
当建屋内で常設展示となりました。
なお、第5期展示は2013年1月6日までで、
その後、次のテーマ展示のため、
砂像は壊され、そして作られるそうです。
再オープンは2013年4月20日予定。
テーマは「東南アジア」です。)


(夜のライトアップの光景です。
ちなみに、手前がロンドン塔、
一番奥がウェストミンスターです。)

(ライトアップ前。
体育館の様な感じの建屋に
大型の砂像が並んでいます。
人が見えますよね、
大きさを比べて下さい。
これら全て、砂と水だけで
できあがっているんですよ。)

(ニュートンです。
表情や髪の造形が見事ですね。
ちなみに、もう一つ「凄い!」と
感じることがあります。
それは、奥行きです。
このニュートンの彫刻、
大げさな表現をすれば、
実はカメオの様な薄さなんですよ。
なのに感じるこの奥行き。
凄い表現力だなぁと思いました。)

 (ダーウィンですね。
こちらも薄いのですが、
奥行きを感じます。
ダーウィンフィンチの
ヒエログリフの様な表現が
また素敵です。)

(どなたかはわかりません。
が、簡素ながら
いい表現だなぁと思いました。)

(酒場のおっちゃん達です。
陽気な彼らも
永遠ではありません。
普通、彫刻は、
時間を永遠に留めるものですが、
この砂像の時間には限りがあります。)


(シェイクスピアです。
表情もそうですが、
右の樹や、首のヒダがいい!)

(奥行き表現の件、
こういった作品で特に利用されています。
奥行きがあるように見えるのですが・・)

(驚くほど厚みがありません。
後ろの雲の部分を除けば、
厚みは約1mといったところでしょうか。
レポート中ではこれを
"数学的な奥行き"と表現しました。
その"数学的"とは、
像の真正面の1点から
各角に対し直線的に線を引けば、
実際の奥行きの場所に
位置するということです。
まぁ、作品を見てそう感じただけなので、
本当にそれが正しいことかどうかは
分からないんですけどね。)

 (さて、これより下は鳥取砂丘です。
美術館より歩きでも
すぐの場所に位置します。)

(鳥取砂丘です。
私の持つレンズでは
収めきれない広がりがあります。)

(鳥取砂丘の大きさ、
こんな感じなら伝わるでしょうか?
奥行きがある鳥取砂丘では
少々面倒なのですが、
圧縮効果を使って撮っています。
紙のレザックにも見えますが、
私には母なる大地の肌に見えます。
一般受けはしないでしょうが、
お気に入りの一枚です。)

(なにか惹かれるんですよね。)

 (まるで砂漠。
絵に描いたような光景です。
仕組んでませんよ。)

(日の入りを眺めている方が
いらっしゃいました。
レインコートを着ている
理由がわかりますか?
すごく風が強いからです。
カメラにカツカツと砂が当たりました。)


 (これまた凄くお気に入りの1枚です。)

(またまたお気に入りの1枚です。
超広角レンズを
使ったわけではありません。
標準ズームレンズです。) 

 (さて乗物です。
姫路から鳥取まで、
「スーパーはくと」を利用しました。)

 (真ん中少し右下の画面の通り、
車両前方の映像が流れています。
ゲームのような感覚を
味わってもらうためですかね?)

 (鳥取賀露港海鮮市場「かろいち」の
有名寿し店「若林」にて
海鮮丼をいただきました。
いやぁ うまいわぁ。)

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