宮城県大崎市の感覚ミュージアムへ行った。
衰える感性を刺激する感性福祉をテーマにした当館、
臨床美術を楽しむ事ができる。
簡単にいえば、五感で感じるアートという事だ。
来館者は海外を含む遠方の方が目立つという。
作品を楽しむ際は是非目を閉じて欲しい。
耳や鼻に語りかけている事が分かる。
子供が目立ったが、
大人こそ心を預ける必要がある。
再訪必至だ。
/スグル
小さなアートが詰まっています。)
超未熟状態で撮った写真です。
細部の至ってない点は、どうぞお見逃し下さい。
ちなみにカメラは、借り物のNikon D5100です。)
音、感触、その感覚を得る事が大事です。)
仙台から北へ1~2時間車を走らせたところにある美術館です。美術館があるとは思えない農村というか田舎に位置します(お近くの皆々さま、すみません!)。
返信削除この様な場所にありますが、職員さん曰く、近所の方よりも遠方の方やカップル、外国の方が目立つとの事です(かならずしも多いとは言いませんが)。すなわち、新感覚の現代アートとして注目されているという事ですね。
お話しを更に伺ったところ、当美術館の設立の発起人は元町長だそうです。元町長が、学校跡地の活用について地元の有力企業の方と話しをしたところ、その息子さんが東京藝大出身だったという事で話しの方向性ができ、そして東京藝大の六角先生に行きつき、当ミュージアム(を含めた福祉施設群)の設立とテーマの決定がなされたそうです。
当ミュージアムのテーマは、「感性福祉」。どうしても衰える感覚を刺激し、衰退を抑えようというものです。臨床美術と言われます。感性の鋭い子供が楽しめる事は間違いありませんが、感性が衰えてしまっている大人こそ、このミュージアムを味わうべきだと思います。作品内に入った際には、是非目を閉じ、音と香りを楽しんで下さい。目で楽しむのはその後でも遅くありません。
私はまたお邪魔しようと思っています。