2011年8月5日

【ArtFM エミール・ガレ美術館(那須塩原高原 栃木県那須郡)】

栃木県 那須塩原高原のエミールガレ美術館へ行った。

日本人初のフランス鑑定人組合の鑑定員で
アールヌーヴォーの専門家、田口館長のコレクションは、
幻の代表作から焼物に至るまで非常に幅広い。
茶席での展示もユニークだ。

田口館長に伺ったガレや作品のお話しも激しく興味深かった。

興味膨張、再訪必至だ。

/スグル



(ガレの幻の作品と言われていた『トリステスの花器』です。
※画像はネットより拝借)

(「大樹ユーカリ文花器」です。オリエントなのか何なのか、
得も言われぬ魅力がありました。
※画像はネットより拝借)

(私の今回最高のお気に入り、「燕文両耳付鶴首花器」です。
この作品にまつわる話しは、コメント欄をご覧下さい。
※画像はネットより拝借)

1 件のコメント:

  1. 私は今まで多くのガレを見てきました。ですが、今回の当館への訪問で、今まで見たガレは氷山の一角だったという事を思い知りました。
    投稿中にも書きましたが、収蔵品の幅が広いです。
    私が今まで見たガレは、その多くがエッチング(ガラスの加工方法の一つ)の作品で、グリム童話を思わせる容姿にド派手な色のものが多かったのですが、当館は、値の付ける事の出来ない幻の代表作(トリステスの花器)から、なんと焼物まで揃っています。ガレの好奇心旺盛な姿が思い浮かびました。

    ちなみに、私が最も気に入った作品は「燕文耳付鶴首花器(写真参照)」です。しばらく眺めてしまいました。で、この作品、首が何とも細いんですよ。その為、運ぶ事を人に頼むわけにいかず、田口館長が手で持ち帰ったそうです。その価格、なんと1800万円。たまげました。

    余談ですが、田口館長から伺ったお話しをもう一つ。
    エミール・ガレの作品で最も(?)有名な「ひとよ茸」、世界に20本ほどあるそうですね。けっこう希少じゃないなぁと思いました。

    もっと伺った話しはありますが、今日のところはこの辺で。

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