2011年10月1日

【ArtFM 花の画家ルドゥーテ「美花選」展 郡山市立美術館(福島県郡山市)】

福島県の郡山市立美術館の
「花の画家ルドゥーテ「美花選」展」へ行った。

まるで王立植物園。

バラの香りに包まれる中、
目の前にあるかの如く美しく忠実に質感高く描かれた植物たち。
写真以上の現実感がある。
その描写はものすごい。

増して凄いのは版画職人。
これ程質感高く、色・階調豊かな版画は他にない。
学芸員さん曰く、既に失われた技術だという。
鋭い目を撮りたかった。
残念至極。

/スグル
(この日、あの台風の襲来日でして、撮影は諦めていたのですが、
雨は降り続けるものの、風が止む時がありまして、
その時に写真を撮りました。
建屋内については、明日、常設展のレポートの際にアップします。)

(※当画像はネットより拝借)

1 件のコメント:

  1. ルドゥーテは確かにすごいんですよ。

    対象の植物の特徴を的確に、質感豊かに捉えて描写するんですから。
    が、職人に憧れる私としては、その描写を見事に再現するだけではなく、手を伸ばせば触れる事が出来そうな現実感を更に加えたラングロア工房の版画職人さんにも感動を覚えます。
    作品を見て感激状態に陥った私は、職員さんにお願いして学芸員さんにお越し戴き、その技巧についてお話しを伺いました。感動が更に盛り上がった事は言うまでもありません。が、あまりの困難さの為、既に失われてしまっているとも伺い、残念にも思いました。技能継承とよく言いますが、ビジネスとしてではなく、心でその大切さを実感できたように思います。

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