徳島県鳴門市の大塚国際美術館へ行った。
収蔵品は無数の世界の名画。
陶板の複製品だが実寸で、
現物の迫力を感じる事が出来る。
館の広さは日本最大級だ。
極みは入館即のホール。
システィーナ礼拝堂を複製するなんて誰が考えよう。
外れた顎に企業の力を感じた。
/スグル
バチカンのシスティーナ礼拝堂の上半分、
ミケランジェロ部分を実物大で再現しています。
圧倒されますよ。ホンマに。)
横幅5m近くもあります。
ネロが見たがっていた絵画だと思うと涙があふれます。)
この暗い部屋に強めのスポットライト。
陶板だからこそできる印象的な演出です。)
N.Y.のメトロポリタンミュージアムを思い出しました。)
「一瞬をとらえた」感じに撮れた時、嬉しさが倍増します。)
(大塚アート君です。
彼曰く、私はデューラーに似ているとの事。
確かに、目・鼻・口の位置は一致しています。)
奥に見える建物は、建屋の「ごく一部」。
この広場の下が美術館と考えると・・・
そりゃ、日本最大級です。)
当館の運営母体は大塚製薬です。徳島には大塚の名を掲げる施設がいくつもありますが、この美術館もそのうちの一つになります。その力は、当美術館や美術館前の宿泊施設(ものごっついですよ。もちろん一般人立入禁止です。)などから肌で感じる事が出来ます。
返信削除陶板とは、その名の通り焼物の板です。焼物の板に絵を難度の高い技術を用いて焼き付けています。その製造元も大塚グループです。その会社の方にお話しを伺ったところ、絵画の複製品という面以外も見て欲しいなぁとおっしゃってました。はい、私もそう思います。
作品を複製品としての側面だけで見ると、鮮やかさや質感に不足があるなぁと感じます。が、実物大である事に加えて、制作までのご苦労が伝わってくる為、迫力は十分に感じる事が出来ます。
おすすめは、投稿中に書いたシスティーナホールをはじめとしたフレスコ画(主に壁画)関連と、普通は現地でしか見る事の出来ない超大判絵画、そして、暗い部屋に展示されている絵画です。特に、暗い部屋の絵画をおすすめします。本物の絵画には絶対に当てる事のない強い光が暗い中であてられているなど、迫力が強調されている為です。これは、焼き付けられた複製品だからこそ出来る事です。当館でしか味わう事ができません。複製に不二、そのコントラストも楽しいと私は思います。
ところで、私は投稿中で無数の絵画が当館にはあると書きましたが、その中には、実物を見た事のある作品も少なくありませんでした。あらためて、自身のアート三昧ぶりを自覚させて頂きました。