企画は斎藤真一「越後瞽女日記」。
盲目の旅芸人、瞽女(ごぜ)の行脚と、
瞽女お春の悲恋とが描かれている。
作品から溢れる赤は恐ろしく鮮やかで重い。
入館時は軽かった館内に響く三味線と瞽女の唄が、
いつしか鎮魂歌に変わっていた。
/アートツアラースグル
手前を歩いているのが、盲目の旅芸人 瞽女(ごぜ)です。その当時、盲目の方のお仕事は鍼灸師か瞽女くらいしかなかったそうです。それはそれは大変な旅だったでしょう。
雪の中で三味線を抱えて死んでしまったという瞽女 お春のヴァイオリン弾き太郎との恋を描いています。
悲しいやら重いやら。この「赤」、現物で是非に味わって頂きたく思います。
前回横手にお邪魔した際は秋田県立近代美術館で戴きましたが、今回は横手駅前すぐのお店「へのかっぱ」で頂きました。
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