高低差のある広い庭園、
覆い被さる初夏の緑が美しい。
企画は「漆芸・染付展」で、景徳鎮等が出迎える。
とんでもない感動は茶席。
茶席初体験、成り行きの正客に、
戦乱の世の瀬戸黒茶碗「残雪」。
展覧会クラスの茶器で楽しむ 武将とのお茶会気分に
薄茶の美味さが沁み渡った。
/アートツアラースグル
それは、驚くほどの逸品がこのお茶席での おもてなし に用いられるという事です。正客であった私には、安土桃山時代(だったはず)の瀬戸黒茶碗「残雪」、次客さんには、岡部嶺男作の絵志野茶碗「岩清水」が出されました。
この「岩清水」がまた特筆すべき逸品です。あまりの存在感にずっと釘付けとなってしまいました。
お茶を戴いた後に伺ったのですが、別の美術館で開催された岡部嶺男展に貸し出されたほどの品だそうです。
茶道に精通するどころか、茶席初めてで大変恐縮でしたが、私にとって貴重な体験をさせて頂いた充実の時間でした。是非にまたお邪魔させて戴きたいと思っています(※当画像はネットより拝借)。
さて電車です。柏崎まで、特急「北越」を利用しました。
〒945-0841
・新潟県柏崎市緑町3-1(松雲山荘園内) 【map】
・TEL:0257-23-8061
【開館時間】
・10:00~16:30
【お休み】
・月曜日(祝日の場合は翌日)
・12月~3月(冬季休館)
※雪国では、冬季に長期休館をとる美術館は珍しくありません
【入場料】
・展示室:400円
・特別展示室(※屋内茶席):1000円(会記・説明・お茶付)
・展示室および特別展示室セット:1400円
・屋外茶席(NEW):500円(※土・日・祝日のみ 一律(お菓子付き))
・JR信越本線柏崎駅より タクシー7分 徒歩25分
※私は歩きました。おおよそ記載の通りです。リンク先に駅から松雲山荘園の入口までのルートを示しておきます。この入口をくぐり、庭を通って、美術館に向かって下さい。(裏口(道路側)から入ると若干残念な感じになります)
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