明治期、横浜に窯を構えた香山の名を冠する当館、
収蔵品は焼物だ。
展覧会は「驚愕の超絶技巧」。
高浮彫多数、
まさに超絶技巧展となっている。
枠から飛び出す鷹や熊も ものすごいが、
樹・崖・葉が増して強烈。
その景色に
厳しい自然と積もった年月とを感じた。
(※当画像はネットより拝借
初代宮川香山「鷹ガ巣細工花瓶」です。
花瓶から、見るからに超絶技巧の鷹が飛び出しています。
これが他に類を見ない高浮彫(たかうきぼり)です。
焼物はとっつきにくい・・と感じている方も多いでしょうが、
この真葛焼は誰が見ても「すごい!」と感じると思います。
是非にご覧下さい。
ちなみに、レポートにも書きましたが、私が気に入った点は
鷹や熊や鼠の高浮彫以上に、
樹や崖や枯れる寸前の葉などの表現です。
その表現には、時間の経過や積もり積もった年月を感じます。
こちらも是非にご覧ください。)
鷹や熊や鼠の高浮彫以上に、
樹や崖や枯れる寸前の葉などの表現です。
その表現には、時間の経過や積もり積もった年月を感じます。
こちらも是非にご覧ください。)
(※当画像はネットより拝借
この作品、私が今回最も気に入ったものです。
初代宮川香山の遺作、「琅玕釉蟹付花瓶」といいます。
カニはリアル、その他はシンプル。
余白の美が好きな私にとって、これは最高です。
枯れた花瓶ですが、
私には水や岩といった景色が見えました。)
枯れた花瓶ですが、
私には水や岩といった景色が見えました。)
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