広ぉい駐車場を持つ当館、
広ぉく行き届いた日本庭園が
ミシュラン三ツ星に輝く。
展覧会は「榊原紫峰とその仲間たち」、常設展等で、
当館名物の大観、魯山人、寛次郎など
和の逸品がズラリ。
特に紫峰の、
和の構図、洋の立体感、
自然への優しく鋭い眼差しには、
惚れに惚れに惚れに惚れた。
/アートツアラースグル
(館正面です。
実のところ当館では
庭に踏み入る事ができないので、
建屋を眺める事はほとんど出来ません。
なので、建屋の写真は
数枚程度しかないんですよね。)
(ひろぉい ひろぉい駐車場。
私の経験上、最大です。
徳島の大塚国際美術館も
相当に広かったのですが、
おそらくこちらの方が広いと思います。
未訪問館でこれほど広そうな館は
特に思い浮かびません。
特に思い浮かびません。
多分、美術館中、
日本一じゃないかなと思います。)
(こちら、ドライブインではありません。
当館併設、駐車場と本館の間にある
お土産物店です。
美術館のショップは別にあります。
おそらく、全販売店の広さも
日本一じゃないかな。)
(さて、当館の誇る日本庭園です。
すごく広ぉい枯山水なのですが、
隅々まで神経が
行き届いているのを感じます。
職員さんの話しによると、
毎朝1時間、全職員で
手入れをしているそうです。
庭師は5名いらっしゃるそうですけどね。)
(そのお庭、残念ながら
足を踏み入れる事ができません。
こんな感じにガラス越しに
眺めるのが中心です。)
(当館の庭園は幅が広いのですが、
建屋からの眺めでは
奥行きもかなりあるように見えます。
理由は奥の山。
自然の山なのですが、
借景として見事に融合させています。)
(茶室「寿立庵」への小道です。
ここ一つをとっても いい!)
(こちら、枯山水とは建屋を挟んで
反対側にある池庭です。
個人的には、こちらが
より好きなんですよね。
配置や借景具合がもうたまりません。)
(お気に入りの1枚です。)
(館内には窓がいくつもあり、
それぞれが庭を生け取っています。
これまた逸品揃いです。)
(こちらの窓、
多くの人が通り過ぎる窓ですが、
私はとても気に入り、
しばらく眺めていました。)
(その気持ち、よく分かるなぁ。)
(榊原紫峰「梅花群禽(ばいかぐんきん)」です。
超有名!という方ではないのですが、
作品から得る感動は
えげつないレベルでした。
構図はもろに和。
遠近感、立体表現は洋。
秋田蘭画がパッと思い浮かびましたが、
さらに自然なレベルに融合した感じです。
ただ、何よりも感動させるのは、
その自然や動物に対する優しい目と
的確に捉える鋭い眼差し、
そして、心で捉えたものを形にする腕。
今までほとんど知らなかった方ですが、
相当好きな方になってしまいました。
※当画像はネットより拝借)
(榊原紫峰「柿竹(かきたけ)」です。
見た途端にガツンと心に来た
今回最高の感動作で、
しばらくかじりついていました。
それから落ち着いて説明を読むと、
当作品は最晩年(80歳)の作で、
「幸魂信仰(さきたましんこう)」に
由来するものなんだとか。
幸魂信仰や木守柿という言葉を
聞いたのは初めてでしたが、
その心を深く感じるとともに、
人生の重み、年を重ねる美しさを
十分に感じる事のできる機会となりました。
※当画像はネットより拝借)
(さて、企画展とともに
北大路魯山人や河井寛次郎の
逸品群を心ゆくまで味わった私、
更にこの地下通路を通って
新館へと向かいました。)
(こちらが新館です。
新館では、「再興 第97回 院展」が
開催されていました。
書きたいことはいっぱいありますが、
今回はこれくらいにしておきましょう。)
(さて電車です。
行きは特急「スーパーはくと」に乗り・・)
(帰りは特急「やくも」に乗りました。)
(こちらは、米子駅で出会った
JR境線の「鬼太郎列車」です。)
(内装もこの通り。)
(ねこ娘列車にも出会いました。)
(米子駅、階段まで こんな感じです。)
(そんな漫画色の米子駅、
駅前の広場「だんだん広場」には、
左上のような鉄道のモニュメントがあります。)
(こちらがそのモニュメント
「空を駆ける鉄道」です。
見上げると雲がちょうどいい感じだったため、
ちょっと撮ってみました。
「山陰鉄道発祥の地」である米子駅と
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を
かけ合わせたものだとか。
まぁただ、あれほど漫画色の駅ですから、
「銀河鉄道999」と見るのが普通でしょうね。
私にはメーテルと鉄郎が見えました。)
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