2012年7月4日

【ArtFM 秋田市立千秋美術館「コレクション展 匂う花、誘う人」(秋田県秋田市)】

秋田県の秋田市立千秋美術館へ行った。

今回はコレクション展「匂う花、誘う人」。
当館名物、秋田蘭画のほぼ全て+αを見る事ができる。

西洋画法の日本画という特徴はもちろん、
小田野直武の描写力、
藩主 佐竹曙山の一部モダンさ・高彩度の色が面白い。

藩主の没頭ぶりに
家臣の困った顔が思い浮かんだ。

/アートツアラースグル
(館の入り口です。
左に展覧会のポスターが掲示されています。
前回の訪問時、
展覧会が「キティちゃん」だったため、
キティちゃんのポスターが貼られていました。)

(小田野直武「唐太宗図」です。
西洋風の写実な描写を感じる事ができます。
※当画像はネットより拝借) 

(小田野直武「百合図」です。
あまりに精緻でリアル。
ルドゥーテに並ぶ方が日本にいたんだ!
と嬉しく思いました。
ちなみに、ルドゥーテの生涯は1759-1840、
小田野直武は1749-1780。なんと、ほぼ同時期です。
※当画像はネットより拝借)

(出羽国久保田藩(秋田藩)8代藩主、
佐竹曙山(さたけしょざん)「蝦蟇仙人図」です。
この写真では全く分かりませんが、
ガマ仙人の色が人間離れした
青(ガマガエル色?)なんですよ。
それは西洋の色というより、
東南アジア・ベトナムな色を感じました。
いやぁ時代を超えてるなぁ。) 


(佐竹曙山「朝陽対月図」です。
左の「月図」がいい!
色少なく、カクっと折れ曲がる竹がなんともモダン。
実のところ秋田蘭画における私の好みは
小田野直武にあったのですが、
この月図と次の絵で佐竹曙山も好きになりました。
※当画像はネットより拝借)

 (佐竹曙山「竹に文鳥図」です。
構図がワタシ好みの上、色がなんとも良かった。
この写真では分かりませんが。
※当画像はネットより拝借)

(当館へは、毎度の特急「いなほ」で向かいました。) 

(秋田から乗った電車は特急「つがる」です。
う~ん、鉄仮面というか、プロレスラーというか。
ごっつい強そうです。) 

(秋田の北西部から青森東部を走る
「五能線」にも乗りました。) 

(奥羽本線です。
先日紹介した青い森鉄道の色違いですよね。

(秋田県の大館から
岩手県の盛岡近くまで走るローカル線、
「花輪線」に乗りました。)

0 件のコメント:

コメントを投稿