呉服屋併設、
登録有形文化財の蔵が展示室の当館、
貴重な貝紫の染織工芸品が展示されている。
色は貝と紫外線が生み出した自然に溶け込む紫で、
品とともに調和を感じる。
説明中のクレオパトラが愛した云々はともかく、
展示の染絵額は私が愛した。
/アートツアラースグル
(こちらの蔵が夢紫美術館です。
そもそもは「染織処 谷屋土蔵」で、
国登録有形文化財となっています。)
(呉服屋さんの「谷屋呉服店」です。
左奥に見える蔵が美術館でして、
谷屋さんの売場から
館に入るようになっています。)
(蔵側より。
蔵に直接入る事はできません。)
(美術館、蔵の入口です。
扉の黒光り具合が目を引きます。
扉の黒光り具合が目を引きます。
ちなみに、蔵がそのまま展示室になっている館は
全国的に見て数多くはありませんが、
珍しいというものでもありません。
大阪を代表する美術館の一つ
藤田美術館も蔵が展示室です。
アカニシ貝より抽出された貝紫を使い
江戸友禅で描かれています。)
(館内では、貝紫についての説明もありました。
なんでも、わずかしか採れない希少なもので、
紀元前にまでさかのぼる
歴史がある染色技術であり、
クレオパトラが愛し、
ローマ帝国とともに栄え、
そして滅亡したものなんだとか。
その蘇った製造工程、
是非に拝見したいものです。)
(上の階への階段です。
けっこう急。
まぁどこの蔵もですけどね。)
(2階です。)
それぞれ江戸友禅模様師
山本偵峻さんの作品です。
ニャンコ付き、平面、簡素なデザイン、
持ち歩きたくなります。)
(展示されていた帯です。
おそらく、花の部分が貝紫だと思います。)
(当館に向かう途中にあった看板です。
「千葉県一のぶどうの産地」。
・・・。
凄さの理解に至りませんでした。)
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