三角と丸の外観が目を引く当館、
蓮を挟んで新県美の向かいに立つ。
作品群は 新秋田県立美術館 移動目前で、
最後の当館展示を眺める。
拝見3度目、日本屈指の藤田嗣治コレクション。
超大作・名作のもう見れぬ当館での様子は、
空気の落ち着く実家でのくつろぐ姿に思えた。
※2013年6月30日をもって平野政吉美術館は閉館、
2013年9月28日より向かいの新秋田県立美術館で所蔵品が展示されます。
【ArtFM 新秋田県立美術館】
/スグル
屋根の三角と円い採光窓が印象的な平野政吉美術館の建屋です。旧 秋田県立美術館と一つ屋根の下でして、この写真の左1/4が秋田県立美術館、右3/4が平野政吉美術館といった感じになっています。
訪問は今回で3回目。旧秋田県立美術館には所蔵品がなく貸画廊のようになっており、前回訪問時も特別展だけが開催されていました。なので実質、特徴ある所蔵品のある平野政吉美術館が、秋田県立美術館でした。(以前、ある職員さんにその区分について伺ったところ、平野政吉美術館=秋田県立美術館と聞きました。正味なところよくわかりません。)
私が訪問したのは3月中旬。レポートに注記した通り2013年6月30日に閉館となりました。なので、今回が最後の訪問です。以降は、向かいの新秋田県立美術館で作品を楽しむこととなります。
館の入口に立つ藤田嗣治(ふじたつぐはる レオナールフジタ)の像です。そもそも風貌に特徴のある方なので、像がすごく単純でも藤田嗣治だとすぐに分かります。
幅20.5m、高さ3.65m。超大作でして、初めて見た時は本当に驚きました。日本海側の冬らしい重い空の下で、人々が発する賑やかな音、雪の冷たさ・人々から発する熱気、祭りで味わう甘い味、等など、五感がフルに働きます。
当作品は閉館後に新秋田県立美術館へ移設されます。展示は2013年9月28日からです。
【ArtFM 新秋田県立美術館】
「秋田の行事」と共に私の大のお気に入り、藤田嗣治「眠れる女」です(※当画像はネットより拝借)。これらの代表作の他にも多数のレオナール・フジタ作品を所蔵します。
遠目でみた建屋です。この手前の堀が、季節によって姿を変えます。
2011年8月末に訪問した際の平野政吉美術館(旧秋田県立美術館)の写真です。堀が蓮で埋め尽くされています。
ハス、綺麗ですよね。
これら蓮も気合を入れて撮るとこうなります。この写真は新潟県上越市の高田公園で撮影したものです。
冬の当館はこんな感じです。堀が雪で覆われています。(2012年1月撮影)
さて、毎度の電車です。新秋田県立美術館のレポートにて、新型新幹線「E6系 スーパーこまち」で秋田に向かったと書きましたが、帰りもE6系に狙って乗りました。やっぱりかっこいいです。
〒010-0875
・秋田県秋田市千秋明徳町3−7 【map】
・018-833-5809
※2013年6月30日をもって平野政吉美術館は閉館、
所蔵品の展示先は向かいの新秋田県立美術館となります。
【ArtFM 新秋田県立美術館】へのリンク
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