この夏おすすめの旅行先として山形県の庄内地方を紹介しました。
そこで、過去のレポートより、庄内のアート的名所を再アップします。
・土門拳記念館(酒田市)
・酒田市美術館(酒田市)
・山居倉庫(酒田市)
・本間美術館(酒田市)
・加茂水族館(鶴岡市)
・鶴岡アートフォーラム(鶴岡市)
・出羽羽黒山(鶴岡市) ←当レポート
【再ArtFM 出羽羽黒山 2446段 「出羽三山神社 出羽神社」(山形県鶴岡市)】
山形県鶴岡市の出羽羽黒山に行ってきました。
山頂、羽黒山三神合祭殿までの道のりはずっと石段で、
その数、2446段にものぼります。
特別天然記念物「羽黒山のスギ並木」は目に楽しいものの、
片道約1時間、往復2時間、ずっとず~っと杉と石段です。
長い道のりに、汗が流れに流れました。
/アートツアラースグル
随身門(随神門)です。ここから修行が始まります。
門をくぐって少々、お社が現れました。
国宝「羽黒山五重塔」です。厳しいと言われる出羽羽黒山参拝中、一番の目的地ながら、想定外にも門をくぐって10分ほどで拝むことができます。
お慈悲と感動を感じますが、苦行を前にした鼻向けだと、あとで悟ることになりました。
国宝「羽黒山五重塔」、どのアングルで眺めても見事ですよね。
作品名【まなざし】。お気に入りの写真です。灯籠が兄妹をやさしく見守っていました。
特別天然記念物「羽黒山のスギ並木」です。いかがですか?歩いてみたくなりませんか?
レポートの通り、石段の数は2446段です。半端な段数ではありません。皆、ヘバリます。
ただ、お子さま方は皆、元気な様子です。
ず~っと、ず~っと続きます。
私もこの通り、汗が流れに流れました。
石段の途中に現れる、埴山姫神社(はにやまひめ)です。古来より縁結びの神様として信仰を集めています。
作品名【パワースポット】。
埴山姫神社で目を引く願掛けです。お社の格子に赤い紐が結ばれています。数は膨大です。その数と色に強い強い想いを感じました。ちなみに、この赤い紐は石段を登り切ったところで求める事ができます。
なお、当作品は羽黒山のフォトコンテストにて「魅力発見賞」を頂いたもので、鶴岡にて2013年7月まで展示されていたそうです。
片道1時間、ついに登頂。重要文化財に指定されている羽黒山三神合祭殿が現れました。
羽黒山三神合祭殿を見てまず驚くのはその大きさです。が、その次に驚くのが、この「屋根」でした。
え?もしかして・・・萱葺き!?!?
尋ねたところ、その通りに萱葺きとのことでした。その大きさ、日本一だそうです。
鐘撞堂も萱葺きでした。
同じく山頂にある厳島神社です。
彫刻が見事です。見逃さないで下さい。
帰路です。達成感もあってか、風景がさらに綺麗に見えました。
随身門(随神門)に戻ってきました。金色に輝くそのお姿がお疲れさんとおっしゃっているようでした。
下山後、向かった先は道の駅「庄内みかわ」の「物産館マイデル」です。
以前、技術営業をしていた際は、庄内に月数回、年数十回訪れていたのですが、その度にお邪魔していたのがこのマイデルでした。理由は、ある うどん が大変美味しいからです。
そのうどんがこちら。三川の名物「鴨でんでんうどん」です。
全体的に美味しいのですが、特にその上にのる野菜が美味です。素材の味が大変いきています。
左奥に見えるはミニトマト。当店では地元の農家の野菜が売られており、そこで求めたものを昔からこうして出してもらっていました。
〒997-0292
・山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7 【map】
・TEL.0235-62-2355
・(バス)鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで50分→終点下車
・(バス)表参道の石段を登る場合、又、国宝羽黒山五重塔を拝観する場合は、同バスで羽黒センター下車
※(車)鶴岡駅より随身門近く(いでは文化記念館)まで約30~40分です。
※いでは文化記念館の近くに駐車場があります。そのすぐ近くに随身門があり、くぐって参道に入ります。そこから神社まで徒歩1時間です。
●山麓随神門より山頂に至る約2kmの山道で、両側には、樹齢300年~500年の杉の並木が続く、途中、国宝五重塔あり、中間に茶店一軒。
●羽黒山の良さを知って戴くためにも、時間の許す限り参道を登ることをお勧めします。
●参道登拝所要時間/約1時間10分(休憩20~30分・徒歩40~50分)
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