2012年6月29日

【ArtFM ねぶたの家「ワ・ラッセ」ねぶたミュージアム(青森県青森市)】

青森市の「ワ・ラッセ」ねぶたミュージアムへ行った。

青森駅前に位置する当館、
祭り後取り壊しが普通のねぶたのうち受賞作を展示している。

暗い館内、光を放つねぶたは武者絵そのもので、
高さの制約が逆に生む躍動感がたまらない。

動かぬ展示でこの迫力。
想像した祭りの熱気に体が震えてしまった。

/アートツアラースグル
(今回の1枚、ねぶたです。
私が感じた迫力が伝わるよう、試行錯誤して撮りました。
大きい画像でお見せしたいところです。)

(青森ベイブリッジとねぶたの家「ワ・ラッセ」です。
共に青森駅前 徒歩すぐの距離にあります。)
 (”スグルアングル”です。
橋を撮影する際、このアングルをよく使います。)

(館正面です。
面白いのは、四角い館を取り囲む、
赤い無数の金属の帯です。
館正面の入り口のように、ところどころ
のれんを翻している様な感じになっています。)

(館を取り囲む通路です。
赤い金属の帯で囲まれています。)
(ねぶたミュージアム入ってすぐの展示です。
ねぶた祭りの歴史などが説明されています。)

 (なぶたの仕組みがわかる展示品です。
「手」の部分ですね。
木の骨組みを元に針金で成形され、
各マスに和紙が一枚一枚貼られています。)
(ねぶたの放つ光は、
ねぶたの中に取り付けられた電球がもたらしています。
その電球の数は多く、多くの電気が必要です。
そのため、ねぶたの台車には
工事現場で使うような大きな発電機が載せられています。)

(こちら、ねぶたの下絵です。
これを元にねぶたを組み上げていきます。
設計図はありません。この絵が全てです。)

(上の下絵を元に作られたねぶたがこちらです。
あの下絵だけで作られたとは信じられません。)

(大・迫・力)


(すごい睨み。この睨みが重要なのだそうです。
この睨みで邪気をはらうのだとか。)


(青森市民は約30万人なのですが、
ねぶた祭りに訪れる人の数は約300万人だそうです。
以上、余談でした。)
  
(全てが大迫力の立体像です。
ただ、コントラストがハッキリし過ぎているのもあって、
写真では2次元的にどうしても見えてしまうので、
下のような写真を撮ってみました。)

(私が感じた迫力、少しは伝わりますでしょうか?)

 (館内の展示風景です。
大きな大きなねぶたが7台ほど展示されていました。
ちなみに、側面が見える写真左のねぶたの通り、
案外、ねぶたには奥行きがあります。
上から見れば、正方形に近いと思います。)

 (ねぶた毎につくスポンサーからの収入は400~500万、
対して、ねぶた一組にかかる 制作・祭りの総費用は約2000万、
いやぁ厳しい。
ねぶた師は現在、十数名いらっしゃいますが、
専業で食べていくのは難しいそうです。
それを聞くと尚更、祭りの後取り壊しが基本というのが、
もったいない気がしました。)

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