長崎原爆資料館の真裏に位置する当館、
キューブな外観が巨大モニュメントにも見える。
展示はコレクション展で、
野口彌太郎作品が並ぶ。
セザンヌ?ロートレック?マティス?
好みのフォーヴへの到達に嬉しさを感じつつも、
その作風の変遷に、
画家の好奇心と悩める姿が見えた。
/アートツアラースグル
(野口彌太郎記念美術館の建屋です。
正確にはこの1階が美術館で、
全体は平和会館という建物になります。
綺麗なキューブ型の建物に、
巨大なステンドグラスでも入っていそうな窓。
モニュメントっぽいと感じました。
ちなみに長崎原爆資料館とは廊下で繋がっています。
長崎原爆資料館は、広島の原爆資料館の
丹下健三さんの建屋のような感じとは違い、
地上にハッキリと建物が出ていない為、
こちらの平和会館が目立つ感じです。)
(野口彌太郎「長崎の風」。
私の大好きなフォービズムの作品です。
60代に描かれています。
レポートの通り、ここに至るまでの作品に
幾つかの作風の変遷を感じたのですが、
実のところ、複数の洋画家の画風をたどるのは
珍しいことではありません。
画家の人生をたどる回顧展では
けっこう見られることです。
私はいつもその変遷に、
好奇心や悩みを感じています。
※当画像はネットより拝借)
0 件のコメント:
コメントを投稿