2013年4月20日

【ArtFM シャトレーゼ ローマンガラス美術館(山梨県甲斐市)】

山梨県甲斐市の
シャトレーゼ ローマンガラス美術館へ行った。

南に富士、西に甲斐駒、北に八ヶ岳。
百名山を三方に望む当館、
葡萄の郷のワイナリーに位置する。

展示は古代ローマのガラス器で
100点以上が並ぶ。

小さい品に茶入の様な造形の妙を感じつつ、
銀化がもたらすオパールな輝きに、
宝石と同じ、時と大地の恵みを感じた。

/スグル
 レポートの通り、ローマンガラス美術館はシャトレーゼベルフォーレワイナリーというワイン製造所の中にあります。で、ワインボトル。綺麗ですね~。

 富士山です。最寄りの無人駅、塩崎駅から撮りました。余分が色々と写っていますが、単独で見るよりこちらの方が迫力があり、堂々としているように見えました。

 当館から見る甲斐駒ヶ岳です。富士山もですが、百名山のうちの1つです。

 同じく、当館から見る八ヶ岳です。こちらも百名山。百名山に囲まれるとはすごい場所ですね。ちなみに、当館から眺めることはできませんが、当館の東に位置する大菩薩岳・丹沢を含めると四方を百名山に囲まれていることになります。

 ワイン工場です。2階が美術館となっています。展示品を眺めたあとは、工場を見学することが可能です。というか、工場を通って出口に向かうのですが。

 熟成庫です。こちらも見学することができます。

 熟成庫内です。ワイナリーに来た!という感じですね。

 ずらぁ~っと並ぶ瓶。

 展示の広口瓶です(※当画像はネットより拝借)。
 「酸化」の例として載せました。色も濃く全面にわたっており、かなりの好例です。が、いつくもの展示品がこういった銀化による輝きを部分部分に持っています。この銀化(金化ともいいます)の煌き、2000年も土中に埋もれる間に、ガラスに含まれる成分が土中で化学反応を起こし、生まれました。館内の説明にありましたが、土中で長期間かけて生まれたものなので、この煌きを当時のヒトは知りません。

 銀化の一例、クーフィック装飾筒型ガラス瓶です。鹿児島県霧島市の松下美術館で撮影しました。全体を覆う雲母のような反応物と、部分に部分にオパールのような輝きをみる事ができます。西アジア風のワビですね(笑)。大好きです。

 さて電車です。今回は中央本線に乗りました。

【シャトレーゼ ローマンガラス美術館】
〒400-0105
・山梨県甲斐市下今井1954 【map】
・TEL: 0551-28-4451
【開館時間】
・9:00~16:30
【休館日】
・年末年始(12月28日~1月4日)及び会社行事の日
【入館料】
・500円
【アクセス】
・JR中央線塩崎駅下車 徒歩5分
※5分・・かなぁ。10分みておいてください
・甲府駅よりタクシーで約20分
※一応、グーグルマップへのリンクもはっておきます

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