印象に残る三角の建屋。
ここは雪国、合掌造りに見える。
企画は「生命の無常と輝き」。
風の画家、中島潔の一大展覧会だ。
心地よい構図、
流れる線、
遠い景色、
心の色、
周囲にとける人。
やさしく繊細で、
風というより空気をはらんでいる。
清水寺成就院奉納襖絵は仏の域で、
たまらず感涙してしまった。
/アートツアラースグル
館の真正面です。この見事な三角、合掌造りに見えません?狙っているかどうかは知りませんが。
中島潔「通りゃんせ」です。当展覧会では多くの童画が展示されています。※当画像はネットより拝借
中島潔「蜂」です。※当画像はネットより拝借
中島潔「夢見る頃」です。空気も色もすごくいい・・。見ていると、目に浮かんだ涙で視界が揺らめくのを感じました。※当画像はネットより拝借
中島潔「ゆらめき」です。童画の画家として有名な中島潔さんですが、美人画もとてもとても魅力的です。この作品以外にも心魅かれる作品が何点もありました。※当画像はネットより拝借
中島潔「大漁」です。清水寺 成就院に奉納された全4室 ,全46面の襖絵、「かぐや姫」「風の故郷」「風の故郷」「大漁」のうちの一作品になります。
この作品は、金子みすゞさんの詩「大漁」を元にしたものです。
『朝焼小焼だ大漁だ 大羽鰮(いわし)の大漁だ。
浜は祭りのようだけど 海のなかでは何萬(まん)の鰮のとむらいするだろう。』
あぁ・・作品を前に、涙を抑える事ができませんでした。童画・美人画・この全46面の襖絵、現物を是非ご覧戴きたく思います。
ちなみに、当展覧会は巡回展で、山形美術館での展示は既に終了していますが、2012年6月16日~7月22日には名古屋の松坂屋美術館、8月4日~9月23日には長野の水野美術館で展示されます。私は以前お邪魔した水野美術館へ伺い、再度拝見しようと思っています。※当画像はネットより拝借
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